鶏肉の梅みそ炒め
梅の季節になると、梅干しや梅酒にと使われる立派な梅が並びます。けれど、その中には傷がついていたり、少し傷んでしまう梅もあります。私はそんな梅を見るたびに、「どうにか美味しく生かしてあげたい」と思ってきました。そこで生まれたのが、梅みそです。傷んでしまった梅も味噌と出会えば、新しいおいしさに変わります。梅の力を借りて、暑さに負けない元気を届けたい。そんな思いをこめて、この一品を作りました。
投稿者:JA京都にのくに
- 材料(4人分)
-
- 上林地鶏もも肉(京都府産) 400g
- なす(京都府産) 3本
- サラダ油 大さじ4
- 酒 大さじ1
- 梅みそ(京都府産) 大さじ3
- めんつゆ 大さじ1
- 大葉(京都府産) 1束
- 作り方
-
- 鶏肉はフォークでぶすぶす刺し、一口大に切る。(400gで16切れぐらい)サラダ油大さじ2で、皮目からパリッと焼く。うら面も焼いて酒をふり入れ、ふたをして中まで火を通し皿に取っておく。
- なすを乱切りにして水にさらす。水分をふき、サラダ油大さじ2で炒める。
- なすに火が通ったら1.の鶏肉を入れ、合わせておいた梅みそとめんつゆで味をつける。
- 大葉をせん切りにし、盛りつけの時に混ぜ合わせる。
- ※梅みその作り方
梅(キズがあるものや少しわるいもの、梅干しや梅酒にはならない梅を使う) 1㎏、氷砂糖 1㎏、みそ 1㎏
梅は包丁で切り、種を取る。梅、氷砂糖、みそを交互に入れ、6か月~1年置いておく。その後、フードプロセッサーで混ぜ合わせる。
- コツ・ポイント
- 梅みそは甘みが強いため、どのように塩味を加えるか迷いました。お醤油を足すのか、めんつゆにするのか、それとも塩にするのか・・。試行錯誤しながら、味のバランスを工夫しました。